storymore!

ドラマを、もっと!

エイプリルフールズ/めっちゃ豪華~!って思って観たら後悔します

目に見えるものが真実とは限らない…『コンフィデンスマンJP』『リーガル・ハイ』の!古沢良太脚本の映画、『エイプリルフールズ』のネタバレ感想です。

前半の感想(コミュ障役の戸田恵梨香…いい)

戸田恵梨香が嘘をつくところから始まりました。あなたの子を妊娠した、臨月だ、認知して籍を入れろ。その後、電話から漏れ聞こえたレストランの名前を頼りに男に会いに行く…。服のお腹に詰め物をして!

というのが冒頭のあらすじです。

 

さあ、どれが嘘でどれがほんとうか、目に見えるものが真実とは限らない映画です。全部嘘か?とか、どこかになにかが隠されてるんじゃ?とかひっくり返されるかな?と思いながら観ちゃう。

いろんな人が出るんですけどとりあえず、

 

スーパードクター→医者じゃないかダメ医者

宮内庁関係者→うそ

誘拐犯→ほんとはこの子の父親

フライトアテンダント→うそ

 

…って予想してましたが、

早々に宮内庁はやっぱり嘘、スーパードクターもニセモノ、誘拐犯も誘拐した子の父親!っていうのが判明しちゃいました。山口紗弥加と寺島進が元夫婦~!熱い!いや、当たるものですね。なんかこう、もっと裏切られたかったです。

そんな感じで前半はずっと、ばたっばたばたって感じで過ぎていきました…。

<広告>

 

後半の感想(岡田将生の使い方かわいそうすぎる)

ゆるい若者(大学生?)ふたりと不登校の男の子のエピソードがどう絡んでくるのかな?と思ってましたが…、いや絡まないの!?

よかったんですよ、よかったのに若者。唯一嘘がほんとになったし、夜桜が窓の外にある詩的な雰囲気だったし。もったいない!

 

あと他にも、生瀬勝久と小池栄子の使い方ですよね。もったいない!なんか、伏線っぽく見せるわりにぜんぜん回収しないんじゃん~ってがっかりしました。どこかがちょっとずつつながってる、みたいなのがやりたかったんでしょうけど、にしては面子が豪華すぎてうるさいというか。すきなひといっぱい出てるのにうるさいとか言いたくないんですけど!?

全部がだーっと流れるようにつながっていって伏線回収されて、後半は気持ちよく怒涛の展開!とかなるのかと思っちゃった…。期待しすぎた…。寺島進に山口紗弥加、生瀬勝久に小池栄子、木南晴夏、窪田正孝、古田新太…素敵な俳優さんがいっぱいいたんですが。これじゃちょっと無駄だと思います。

あと寺島さんの舎弟は見たことある人だと思ったらモンテ・クリスト伯の魚屋さん、シグナルの岡本役の俳優さん…!出てますねえ。高橋努さんという方だそうです。漫画家みたいな名前だ。

 

これだけでは何ですので、よかったなってところも書いておきます。  

宮内庁が早々に嘘って告白したのに、その告白こそ気を遣わせないための嘘だ!って信じたままのタクシー運転手滝藤賢一、立てこもりを始めた主人公の味方になりすぎるウェイターユースケ・サンタマリア…っていうの、おかしみがよかったです。本人はいたってまじめにやってて笑える、みたいな。

菜々緒も気が強くて筋の通った物言いの自称CAさんといういい役で、小澤征悦も立てこもりにあったレストランのシェフのくせになぜか余裕しゃくしゃくのいい立ち位置でした。

クライマックス、菜々緒がCAじゃなくて助産師よ!って言い放ったんですけど、あっこれまた嘘だなって思ったんだけどいい女のしかも菜々緒が言ってるんならもう、騙されたい!その嘘に!と思いましたね。

 

あと怪演高嶋政伸エピソード、展開はよかったんですけどこれももったいなかったなあ…、せっかくおもしろそうな役だったのに、あやしさMAXの占い師が実はほんとに見える人っていうのはベタだけどたのしいじゃないですか、そこをうまく絡めた展開だったのに本筋に絡まなくてほんとに残念です。さらには終わりにかけての全体的に無理した感動モードがとってつけた感があって…ってまたよくなかったところを!

総括、惜しかったです。おしまい。