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ドラマ『ブランケット・キャッツ』5話あらすじ&感想!

こんばんは、町田です。今回の猫飼いあるあるは、“トレイに水を用意してるのに違うところ(お風呂場やシンク)から水を飲んでる”でした。冒頭にいつもこういう、微笑ましいちょっとした場面を挟んでくれてて愛しいです。なぜ自分の水を飲まない…と呟く西島さんの、解せぬ、という顔!

 

あらすじ

第5話「嫌われ者のブランケット・キャット」。

フリーターの卓也(太賀)のマンションに、恋人の悦子(松本穂香)が捨て猫を抱えて転がり込んでくる。母親と喧嘩になり、卓也のマンションに逃げてきたのだ。しかし卓也のマンションは一人暮らし用で、ペットも禁止だった。マンションの大家の権田(伊武雅刀)は、月に一度秀亮から猫をあずかり、マンションにつれてくる。卓也は権田がルールに反して飼われているペットを見つけ出すためだと思うが、権田には秘密が…。

1:口うるさい大家

たまをペットキャリーに入れて歩く権田清(伊武雅刀)。マンションの大家だ。たまが反応したある部屋の前で立ち止まってチャイムを鳴らした。その部屋では、内緒でペットを飼っていた。このマンションはペット禁止だ。

(伊武さんがね…、薄い色の長袖ポロシャツみたいなの着て、スラックスで、偏屈なジイサンという役をほんと好演してました!)

 

それを見かけたマンション住人のフリーター、杉原卓也(太賀)。通りがかりに自転車の停め方を注意され、バイト先の運送会社で愚痴を言う。同僚には引っ越せば、と言われるが、そのマンションは駅から徒歩3分、築5年、広めのワンルーム、しかもオートロックなのに家賃は破格の5万円。一生住めると言う卓也に、同僚は一生ワンルームかと言う。卓也はじきバイトを辞めると言う彼から、いつまでもバイトではいられない、お前も将来を考えろよと言われてしまった。(なんだよ…みたいな卓也。考えろよ!)

 

卓也のもとへ、恋人の佐々木悦子(松本穂香)がやってきた。子猫を拾ったが飼えないと言う親と喧嘩して、卓也と暮らすと啖呵を切ってしまったらしい。

卓也は一緒に暮らすために広いマンションを探そうとするが、家賃のことを考えると、千葉などの、駅から遠くて古いところに住むしかない。いったんはあきらめるが、どうにか考えるから、と悦子を説得した卓也。

 

椎名家具製作所に、たまを返しに来た権田。楓(島崎遥香)は相性がだめだったかと聞くが、あんたに関係ない、と権田はそっけない。

その後をつけてきていた卓也と悦子。権田が時々たまを連れていることを知っていた。権田がたまを使って住人がペットを飼っていないかチェックしている、つまりたまさえいなければチェックされないのだと思った卓也は、たまを引き取ると申し出る。

椎名(西島秀俊)がいないので、楓は美咲(吉瀬美智子)を呼んでくる。美咲は喜んで応対する。(そこで、猫を渡すためには写真入りの身分証がないといけない、というくだり。持ってないんですよね卓也が!保険証出してカード出して…とかして、これとこれ、名前一緒、とかやるんだけど美咲はうーんと悩むだけ。まいっか!ってしないの偉かったですね美咲さん。ちゃんとしてます。)(で、結局フリーターで社員証もないということで、彼女の悦子の方が顔写真の入った社員証を見せてオッケーということに…。現代的なエピソードでした。免許持ってないフリーターだと、身分証って示しにくいんですよね。)

2:同棲スタート

大家の権田がいないすきを見計らって、悦子と猫をこっそり部屋へ入れた卓也。が、そこへチャイムが鳴り、権田がやってきた。猫を隠し悦子に隠れさせて玄関に出る。廊下に吸い殻が落ちていたがあんたか、だとか、ポストからチラシがはみ出ていたが火でもつけられたらどうする、だとか言われてうるさがる卓也。(すぐばれそうだと心配する悦子に、なんとかなるから、みたいな感じで卓也…、何も考えてないよね?)

 

美咲が勝手にたまを渡してしまったと怒っている椎名。いつもの定食屋でも離れて座っている。いつも通りお見合いを椎名にすすめようとする佐伯奈緒子(美保純)に、美咲はそんなことしてもムダだ、椎名は妻を忘れられなくて悲劇のヒーローぶりたいのだ、家具デザインも辞めてやる気あるのかわからない仕事をしている、などと言い立てる。椎名は黙ったままだ。

 

悦子は、起こしても起きない卓也を放置して出勤しようとする。しかし外から権田が誰かを叱る声が聞こえると卓也は飛び起き、悦子を引き留める。遅刻するから行かないとと言う悦子に、「ちょっとぐらいいいじゃん」と卓也。(しまいには逆ギレ、おれ一生懸命やってんだよ!?とか言い出したほんとこいつは!)悦子は、計画性がなさすぎると指摘する。悦子の母親は、卓也が夢も計画性もなくフリーターをしていることが信用できない、と、交際に反対していた。ごまかしたままでは続かない、と呟くように言う悦子。

3:猫と大家 

別の日、マンションを出た卓也はまた権田に遭遇しうるさく言われる。が、権田がごみを運んでいて転んでしまったのを見て、手伝うことに。

それが終わるとお茶でも飲んでいけと言われた卓也。権田の部屋には、仏壇があった。線香でもあげたらどうだ、と言われ仏壇の前に座る。置かれた写真には、若い夫婦とその娘ふたりが写っていた。

 

このマンションを建てる前、権田は息子家族と二世帯住宅で暮らしていた。息子の家の台所から火事になり、家族は逃げ出した。しかし、猫が逃げ遅れた。権田の孫たちがかわいがっていた猫。上の孫娘が猫を助けようと家に戻ってしまい、その妹もそれに続いた。それを両親が追いかけ、そのまま…。

「ばかな話だ。猫はちゃんと、逃げ出してたのに」

 

それを聞いて、猫を恨んでいるのかと権田に尋ねる卓也。恨んじゃいない、孫が命をかけて助けようとした猫だ、と権田は言うのだった。しかし、思い出すとつらいので、知り合いに譲ったのだと話す。

「最近は時々帰ってくる」と言うのを聞いて、卓也は気づく。いつも連れていた猫が、その、権田の孫娘がかわいがっていた猫だと。権田はしかし、たまがもらわれていったことも知っていた。これでよかったんだ、とさびしそうに呟いた。

 

部屋に戻った卓也は、たまを捕まえる。椎名のもとへ返しに来た。顔や首を引っかかれて傷だらけの卓也に、椎名はなつかなかったか、と笑う。

卓也は自分には飼う資格がない、こいつのこと大事に思ってる人がいるのに、おれは後先なんにも考えないで、と話した。

 

たまを返してしまったと聞いて、悦子は卓也が行き当たりばったりだと責める。子猫はたまを探しているのか、鳴きながら部屋をうろついている。悦子は、同棲を解消し子猫を連れて家に帰ると告げた。

 

椎名から権田へ、たまが戻ったという連絡が入る。「いつでも里帰りさせてやってください」

4:それぞれの今後

藤村動物病院へ、悦子が子猫の様子がおかしいと連れてきた。ストレスがかかったかときかれ、急にたまと引き離されたせいかもしれないと悦子。美咲たちと椎名家具製作所へ来て、卓也のことを話す。

卓也を支えてあげたいと思っているが、もう無理かもしれないと言うのを聞いて、椎名は卓也がたまを返したのはいい加減な気持ちからじゃないと悦子に言う。自分で確かめろ、と、それ以上の説明はしなかった。

 

卓也のバイトの同僚が会社を去る。卓也は、笑顔で送り出した。考え込んでいた。その帰り道、悦子が会いに来る。やっぱり卓也と一緒にいたい、と言う。(たっくんのこと、あきらめたくないから…。って悦子…卓也にはもったいない彼女では…!)

卓也の部屋。卓也は、人としてちゃんとしたい、悦子を守れるようになりたい、と悦子に話した。猫のことを正直に権田に言おうと決意していた。そこへ、チャイムが鳴る。

玄関へ向かう子猫。ドアの外には、たまを連れた権田がいた。卓也は、彼女と暮らしたいと思っていること、子猫は彼女が拾った猫だということを話す。たまと子猫がお互いを呼んでいる様子を見て、権田は卓也の部屋へたまを出した。しばらく遊ばせておいてやれ、と去ろうとする権田を卓也は引き留める。許可してもらえないか、と。権田はペットも同棲も禁止と契約書に書いてある、と譲らない。

「出ていけ。…ちゃんと働いて、金貯めて、一人前になって、出ていけ」

卓也と悦子は、深く頭を下げた。

感想

いやーぐっときました。つらい話をする権田さん、それを聞く卓也。そして、あの猫が、と気づいたときの卓也の横顔…!ただ横顔が映るシーン、よかったですね。なにより太賀さんっていい演技されますね…!

 

仏壇にはジュースの入ったグラスがふたつ。片付いたややがらんとした部屋とか、権田さんの背中とか、ひとりでウイスキー飲んでるところとか、彼の日々の生活を思うと泣きそうです。毎日そこにジュース置いて、手合わせて、若者に安く部屋貸して一人前になれよという思いを込めて叱って。

 

最後、権田の言葉にはい!って言った卓也…、頭を下げたまま涙を拭う卓也…、ふてぶてしかったあの子が…!

思いがけず重たかったですが、よかったです5話。卓也は今後ちゃんと頑張れ。